うつ病を治すための第一歩 〜心を育てる習慣〜

      〜はじめに〜

ますはじめに、なぜ私がこの記事を書こうと思ったのか、書くことに至った経緯を説明します。

私は幼少期の頃に自分では気づかぬうちにうつ病を発症していた可能性があるということを大人になってから知りました。

自分がうつ病だと気づいた経緯は、高校を卒業し、就職して社会人となり、働き始めるようになって、しばらく経った頃に、徐々に憂鬱な気持ちが強くなっていくのを感じて、なかなか思うように考えがまとまらなくなったり、常に気分が落ちこんでいる状態が続いて、仕事をする意欲がなくなってしまい、自分でもどうにかしなければらないと感じ、精神科に通うことになり、医師から、幼少期の頃や学生時代の自分の気持ちや状態を伝えることになった結果。

幼少期になんらかの出来事がきっかけでうつ病を発症した可能性があるということをその時初めて知りました。

その後は病院に月に1回程通い始め、服薬をしながら仕事をして、徐々に回復傾向にあったのですが、5年程仕事を続けていくなかで、新たな人間関係ができていき、とある1人の会社の従業員とのトラブルがきっかけとなり、精神的に不安定に状態になっていき、自分でもどうにか気持ちを強く持とうと努力したのも束の間。

ある時、自分は死んでしまうんじゃないかと、パニック状態に陥ってしまうことがあり、人生で今まで経験したことないの出来事で、明らかに自分でも心がおかしくなっていくことに薄々は気づき始めていたのはずですが、それでもなんとか自分の心を強く持とうと、日々、耐えていました。

しかし、それがいつまでも長く続くはずもなく、ついにはベッドから起き上がることすらできない状態になってしまい、何をするにも意欲が湧かず、今まで当たり前にできていたこともできなくなっていき、まともに生活を送ることすら難しくなり、自分はこの先どうなるのだろうかと毎日、毎日、強い不安感に囚われて、その時初めて自分は本当に心が壊れてしまったのだと気づきました。

それから、しばらく月日が経ち、時間はかかりましたが、なんとか自分の気持ちを強くもつことができるようになり、自分の生活を徐々に取り戻していき、今では前向きな気持ちを持てるようにななりました。つらい経験を経て、ずっと後悔ばかりしていた自分ですが、この経験を糧により良い自分の人生を歩んでいけたらと思います。

 

 

<うつ病の症状が重度時の自身が書いた文>

 

はじめの一歩

うつ病を治すための第一歩として、私が一番大事なのではないかと思うことがあります。

よく、うつ病を治すためにはなにが必要なのかとという問いに対して、大抵の人は、気分転換をみつてくださいや好きなことを見つけてください。という言葉をよく耳にしますが、まずそもそもうつ病というものは、意欲を低下させる病気であり、常に憂鬱な気分や、ネガティブな思考に陥ってしまいがちで、なかなか思うようには行動できないことがしばしばあります。

その状態で気分転換や好きなことを見つけてくださいと提案をされても、そもそも意欲が湧かないし、何をするにも楽しさを感じず、毎日がただつらいだけの憂鬱な日々を送っているうつ病の当事者からしてみれば、簡単に気分転換や好きなことを見つけることは容易ではありません。

もちろん気分転換や好きなことを見つけて、熱中することで気持ちをを高めることができ、うつ病を治す上では必要不可欠なことですが、その前段階として、心を育てる習慣をつけることが必要なのではないかと私は思います。

心を育てる習慣をつけることができれば、おのずと新しいことにチャレンジしたり、自分の新たな趣味を探す意欲を上げることができるようになるのではないかと私は思います。

私が独学で考えて模索した、心を育てる習慣についての具体的な方法については次回のブログにて、書こうと思います。